※このページは2020年2月1日に更新されました。

「尾道のオススメ観光スポットを知りたい」
「1日で尾道を満喫できるようなルートを探している」

この記事は、そのような方へ向けて書いています。

はじめまして。私は尾道に暮らしています白井岳と申します。
愛知県に生まれ、仕事で全国各地を巡ったのち、京都の観光ガイドなどを経て、今は尾道市で生活をしています。

尾道の良いところは、歴史・文学・芸術の名所が多いところです。
まるで京都のようにロマンを感じることができる街です。

また、歴史・文学・芸術が好きな人だけでなく、景色も素晴らしい。
四季にあわせて、様々な表情を見せてくれるこの街を歩くだけで、間違いなく心穏やかな時間を過ごすことができます。

さらに尾道には美味しいものも多いです。
尾道ラーメン、尾道焼きをはじめ、海産物も美味しい街ですので、グルメな方にも満足していただけるはずです。

この記事では、そんな尾道に初めて訪れたときに「ここだけは外せない!」という観光スポットを紹介します。
さらに、尾道を知り尽くした管理人なりの視点で、ガイドブックには書かれていないような解説もしていきます。

ワクワクしながら尾道に来ていただけますと幸いです。それでは紹介していきます。

1.浄土寺(じょうどじ)

浄土寺

尾道駅に到着したら、まずは尾道散策もかねて浄土寺に向かいましょう。浄土寺へはアーケード街を東にまっすぐ進んでください。タクシーで向かうのも良いですが、せっかくなので20~30分ほど歩くことをオススメします。

浄土寺は616年に聖徳太子によって建造されたといわれています。「本堂」「多宝塔」は国宝に、「山門」「阿弥陀堂」は重要文化財に指定されています。

ゆっくりと歴史的な名所を楽しみながら、穏やかな時間を過ごしてください。

住所 広島県尾道市東久保町20-28
(最寄り駅:尾道駅)
アクセス 尾道駅より徒歩で約35分
尾道駅より「東行き」バス乗車約7分。
「浄土寺下バス停」下車ですぐ
営業時間 8:00~17:00
定休日 年中無休
料金 拝観料  無料
内部拝観 大人600円 小中学生300円
宝物館 400円

2.千光寺(せんこうじ)

千光寺(せんこうじ)
ロープウェイ
千光寺からの夜景

浄土寺を堪能したら、次は千光寺へと向かいましょう。尾道駅と浄土寺のちょうど中間地点に、千光寺に行くためのロープウェイがあります。まずはロープウェイから尾道の街並みをゆっくり眺めてください。(ちなみにロープウェイ乗り場のすぐそばにあるワッフル屋さんも絶品です)

ロープウェイで頂上に着いたら、まずは公園にある展望台へと行きましょう。展望台からから見える尾道市街や瀬戸内海の島々・・・これほどまでにキレイな景色はありません。

ちなみに展望台は「恋人の聖地」としても認定されています。カップルで訪れる場合には、夜景を観に行くのもオススメします。とてもムードある場所ですので、2人の距離もグッと近づくはずです。

景色を堪能したら、いよいよ千光寺です。千光寺は806年に空海によって建立されました。昔の人たちが、この場所にお寺を建てるのにどれだけ苦労をしたのか・・・それが今にも残っていることに歴史のロマンを感じます。千光寺の鐘楼の音は「日本の音風景100選」にも選ばれていますので、タイミングがあれば、聞いてみるのもありです。

また公園内には石で叩くと太鼓のような音が鳴る「鼓岩」や、尾道にゆかりある作家たちの文学碑が並ぶ「文学のこみち」などもあります。千光寺のまわりだけでも、充分贅沢な時間を過ごすことができます。時間を決めることなく、心ゆくまで堪能してください。

住所 広島県尾道市東土堂町15-1
(最寄り駅:尾道駅)
アクセス 尾道駅より「ロープウェイ山麓駅」まで
徒歩で約15分、ロープウェイ利用で3分。
尾道駅より徒歩で「古寺めぐりコース」
経由で約30分
営業時間 8:00~17:00
定休日 年中無休
料金 拝観料 無料

3.尾道ラーメン

尾道ラーメン

浄土寺からは坂道を下って市街地に戻ってきてください。「坂の街」ともいわれている尾道です。昔懐かしい景色を観ながら、1歩1歩街へと戻っていくのは、まるで過去から未来へとタイムスリップしているような感覚を抱きます。

そして、坂を下ったら、そろそろお昼ごはんにしましょう。
尾道といえば、やっぱり「尾道ラーメン」。

千光寺から下ってきた場所のあたりには、様々なラーメン屋がありますが、なかでも有名なのは「つたふじ」というお店です。とても人気があるので、平日でも行列ができています。少し混んではいますが、ラーメンですので、すぐにお店に入ることができます。

尾道ラーメンには入っており、深いコクを味わうことができます。しかし、スープはとってもあっさりしているので、あっという間に食べきることができますよ。

住所 広島県尾道市土堂2-10-17
(最寄り駅:尾道駅)
アクセス 尾道駅南口 徒歩16分
営業時間 11:00~17:00
定休日 毎週火曜日
料金 中華そば(並):600円
中華そば(大):700円

4.尾道焼き(おこのみやき)

尾道焼き(おこのみやき)

実は尾道ラーメン以外にも、オススメの食べ物があります。それが「尾道焼き」です。広島県といえば「広島焼き」が有名です。しかし、尾道のお好み焼きも、とても美味しいのです。

尾道焼きは「砂ずり」と「イカ天」が入っているのが特徴。尾道での「イカ天」は、駄菓子のイカ天をイメージしておいてください。広島焼きのボリュームにプラスして、「砂ずり」「イカ天」によって、歯ごたえもあって・・・大満足の味です!

尾道市内には数多くのお店がありますが、管理人がオススメするのは商工会議所横にある「ぽっぽ家」です。地元の人が集まるお店で、店主こだわりの味を堪能することができます。ガッツリお昼ご飯を食べたい場合には、ぜひ訪れてみてください。

住所 ぽっぽ家:広島県尾道市土堂2-8‐24
(最寄り駅:尾道駅)
アクセス 尾道駅より徒歩10分、尾道商工会議所横
営業時間 ランチ/11:00~15:00
ディナー/17:00~22:00
定休日 火曜日(祝日の場合は水曜日)
料金 豚肉玉:650円
尾道焼き:800円
イタリア焼き:800円
ぽっぽスペシャル:950円

5.ONOMICHI U2

ONOMICHI U2

お昼ご飯を食べ終えたら、尾道の海沿いの道を歩きながら駅方面に戻りましょう。海を挟んだ向こう岸にある向島を観ながら、ゆっくりと散歩するのも心地よいです。

そして、駅から西側の徒歩5分ほどの場所に「ONOMICHI U2」という施設があります。

「ONOMICHI U2」は昭和18年ごろに作られた海運倉庫を改装した施設。今ではサイクリスト向けの施設になっています。ここではサイクルショップだけでなく、カフェ、パン屋、レストラン、雑貨屋さんなどもあります。

今、尾道市が力を入れて開発している場所でもあり、尾道の違った一面を観ることができます。しまなみ海道を楽しみたい場合は、ここのレンタルサイクリングを利用して、向島までサイクリングをしにいくのもありです。

向島の浜辺は本当にキレイで、都会にはない透き通った海を見ると、心までも透き通るような感覚になります。夏場は海水浴をすることもできますので、お子様連れの方にはイチオシですよ。

住所 広島県尾道市西御所町5-11
(最寄り駅:尾道駅)
アクセス 尾道駅より徒歩で約5分
営業時間 11:00~20:00(月~金曜日)
10:00~20:00(土・日・祝)
定休日 年中無休
※GIANTは火曜日が定休日

以上が管理人がオススメする尾道の観光スポットです。

ここで紹介した観光スポットは、まさしく王道中の王道。
初めて尾道に訪れるときに、まず行っていただきたい場所です。

紹介した観光スポットをゆっくりと回りながら、尾道という街の素晴らしさを感じていただけましたら幸いです。

そして、これ以外にも尾道には、様々な美術館や、文学・歴史的な観光スポットがあります。

もっとディープな尾道を知りたい場合は、ぜひともお問い合わせください。
管理人があなたにあった観光スポットをご紹介させていただきます。